目次
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こんにちは、育成年代のコーチをさせて頂いております理学療法士の高井直樹です。
今回はU12、U15年代における当クラブでの指導方針についてのお話をさせて頂きます。
以前投稿させて頂きましたが、育成年代と呼ばれる子供たちは大人とは違った側面で”サッカー”を捉える必要があります。
今回はU12、U15年代における当クラブでの指導方針についてのお話をさせて頂きます。
以前投稿させて頂きましたが、育成年代と呼ばれる子供たちは大人とは違った側面で”サッカー”を捉える必要があります。
少年サッカーの抱える問題
皆さんは少年サッカーのグランドでこの様な光景を目にしたことはありませんか?
1.指導者が選手へ特定のプレーを強要する(蹴れ!走れ!違う!なにやってるんだ!)
2.上手な選手だけが活躍する
3.足の速い選手がスピードのみで突破していく
4.体の大きな選手がロングボールを多用する
これらは決して悪い事ではありません。これらを徹底することで勝利が近づきます。サッカーは勝ち負けのあるスポーツなので勝利を目指す事が当然です。
しかし、育成年代ではそれと引き換えにマイナス面があることにもしっかりと目を向ける必要があります。
例にあげた状況では、こういったマイナス面が考えられます。
・自由に判断する力が養えない
・上手な選手以外のボールに関わるプレーの回数が増えない
・苦手なプレーへの挑戦しない
・強い、上手いと思ってしまう
これらのマイナス面を抱え続けることは、育成年代の選手の成長にとって悪い影響もあると言えます。育成年代は発達の途中であり、その発達をいかにして促し、爆発させるかが重要です。
1.指導者が選手へ特定のプレーを強要する(蹴れ!走れ!違う!なにやってるんだ!)
2.上手な選手だけが活躍する
3.足の速い選手がスピードのみで突破していく
4.体の大きな選手がロングボールを多用する
これらは決して悪い事ではありません。これらを徹底することで勝利が近づきます。サッカーは勝ち負けのあるスポーツなので勝利を目指す事が当然です。
しかし、育成年代ではそれと引き換えにマイナス面があることにもしっかりと目を向ける必要があります。
例にあげた状況では、こういったマイナス面が考えられます。
・自由に判断する力が養えない
・上手な選手以外のボールに関わるプレーの回数が増えない
・苦手なプレーへの挑戦しない
・強い、上手いと思ってしまう
これらのマイナス面を抱え続けることは、育成年代の選手の成長にとって悪い影響もあると言えます。育成年代は発達の途中であり、その発達をいかにして促し、爆発させるかが重要です。
子供の成長を加速させる方法
先に述べたような環境では、子供たちの成長にとって効果的とは言い難いと言えます。当然、保護者の方や私たち指導者は子供達にはどんどん成長してほしいと願っています。
では、ドラッツェの育成年代において大切にしている点をお話していきます。
1.たくさんプレーすること
出来る限りボールに関わる機会を増やす事で成功も失敗もたくさん生まれます。経験は多ければ多いほど良く、その結果が次の成長への足掛かりとなります。特定のプレー(ロングボールなど)によってボールに触る機会が減ってしまうため、ドラッツェではボールに関わることができるプレーを優先的に考えています。
2.選手自身で振り返りを行うこと
周りの大人は答えを知っていますが、決して簡単に教える事はしません。どうすれば良かったのか、どうしてうまくいったのかを自分自身で振り返る力を養うことで、成長は加速していきます。 もちろん、状況に応じてヒントや答えを提示しますが、まずは自分で考える時間を与える事が大切です。失敗したからと言ってすぐに指導はしません。周りの大人も時には我慢が必要になります。
3.長所に依存させないこと
小中学生では身体能力の個人差が大きく、足が速い事や身体が大きい事だけでも勝敗に直結します。しかし、この個人差は大人になるにつれて徐々に少なっていきます。育成年代のうちから“身体能力”という武器に頼ることは、成長と共に武器の鋭さを失う事になります。出来る限り長所に依存せず、苦手なプレーに目を向けることで高校生や大人になった時に活躍する選手へ近づくという事になります。
4.努力の成果を大切にすること
この小中学生の年代では個人差が大きいために、身体能力を始めとした差は埋められません。他人と比べて上手い、下手というのはとても大切な価値観ですが、最も大切にすべきは、過去の自分との比較です。“1年前に出来なかった事がこれだけ出来るようになった。”、“1週間前より上手くなった”といった成長を認めることで、すべての選手に達成感が得られます。これはリフティングが1回増えただけでも良いですし、1m強いキックが蹴れるようになった、などでも良いですね。
他にもたくさんのポイントがありますが、以上が最も大切なポイントです。
では、ドラッツェの育成年代において大切にしている点をお話していきます。
1.たくさんプレーすること
出来る限りボールに関わる機会を増やす事で成功も失敗もたくさん生まれます。経験は多ければ多いほど良く、その結果が次の成長への足掛かりとなります。特定のプレー(ロングボールなど)によってボールに触る機会が減ってしまうため、ドラッツェではボールに関わることができるプレーを優先的に考えています。
2.選手自身で振り返りを行うこと
周りの大人は答えを知っていますが、決して簡単に教える事はしません。どうすれば良かったのか、どうしてうまくいったのかを自分自身で振り返る力を養うことで、成長は加速していきます。 もちろん、状況に応じてヒントや答えを提示しますが、まずは自分で考える時間を与える事が大切です。失敗したからと言ってすぐに指導はしません。周りの大人も時には我慢が必要になります。
3.長所に依存させないこと
小中学生では身体能力の個人差が大きく、足が速い事や身体が大きい事だけでも勝敗に直結します。しかし、この個人差は大人になるにつれて徐々に少なっていきます。育成年代のうちから“身体能力”という武器に頼ることは、成長と共に武器の鋭さを失う事になります。出来る限り長所に依存せず、苦手なプレーに目を向けることで高校生や大人になった時に活躍する選手へ近づくという事になります。
4.努力の成果を大切にすること
この小中学生の年代では個人差が大きいために、身体能力を始めとした差は埋められません。他人と比べて上手い、下手というのはとても大切な価値観ですが、最も大切にすべきは、過去の自分との比較です。“1年前に出来なかった事がこれだけ出来るようになった。”、“1週間前より上手くなった”といった成長を認めることで、すべての選手に達成感が得られます。これはリフティングが1回増えただけでも良いですし、1m強いキックが蹴れるようになった、などでも良いですね。
他にもたくさんのポイントがありますが、以上が最も大切なポイントです。
成長の成果は?
ドラッツェでは上記のような点を大切にして指導を行っています。
最近ではコロナウイルスの影響で、各選手が自宅での自主トレーニングを行っています。そんな中でも多くのメールや嬉しい報告をお聞きしています。
“・もっと頑張ろうと思えるようになった!
・どんなことにも挑戦できるようになった!
・リフティングが10回しかできなかったが300回を超えた!
・新しい技にチャレンジした!成功するようになった!
・嫌いな練習にもコツコツ取り組めるようになった!“
短期間でもこれだけの成果が見られており、大変うれしい気持ちになりますね。 こういった視点をもって日々取り組む事できっと良い成果が生まれると信じて、ドラッツェでは活動しています。
最近ではコロナウイルスの影響で、各選手が自宅での自主トレーニングを行っています。そんな中でも多くのメールや嬉しい報告をお聞きしています。
“・もっと頑張ろうと思えるようになった!
・どんなことにも挑戦できるようになった!
・リフティングが10回しかできなかったが300回を超えた!
・新しい技にチャレンジした!成功するようになった!
・嫌いな練習にもコツコツ取り組めるようになった!“
短期間でもこれだけの成果が見られており、大変うれしい気持ちになりますね。 こういった視点をもって日々取り組む事できっと良い成果が生まれると信じて、ドラッツェでは活動しています。